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更新日誌

2012年3月28日(水)父に会いに
   
この前一時帰国したのは2008年でした。その後体調が落ち、入院を繰り返したりして、日本へ飛ぶことができませんでした。でも漢方の先生が頑張って下さったおかげで、昨年の秋からようやく体調が上向いて来ましたので、まだ無理はできませんが、父も高齢になり、前回の一時帰国時に比べると大分弱って来ましたので、4年も会っていない父の顔を見に行くことにしました。お蔭様で母も元気ですが、やはり高齢ですから、元気な顔を見ないうちはちょっと心配です。

 パソコンは持って行きませんので、HPの更新はできませんが、実家のパソコンが使えますので、掲示板に書き込むことはできますから、そこで更新日誌代わりに近況をお知らせして行きたいと思います。皆様もどうぞ掲示板にいらして、おしゃべりして行って下さいね。皆さんとおしゃべりができるのを楽しみにお待ちしています。では、また掲示板で!桜ももうすぐ咲きますね。楽しみです。

2012年3月17日(土)小さい春、み〜つけた!
   
今日も昨日と同じくよいお天気で、気温18℃。久しぶりのお天気に家にいるなんてもったいないので、今日はウィーンの北東に位置するカーレンベルクに行って来ました。ここからはウィーンの雄大な眺めが楽しめます。コーヒーとケーキでおやつを取った後、少しウィーンの森を散策しました。木々はまだ裸ン坊のままなのに、小鳥たちがさえずって、心をうきうきさせてくれました。あら、でも待って! 地面に目をやると、小さな木々の先には、小さな芽が。少し向こうを見たら、もう小さい葉になっている木もあります。それからほんの少し歩いたら、紫色の可愛らしい花が幾つも枯葉の中から顔を出していました!初めて見つけた春です!さらに少し行ったら、まあ、黄色い桜草が地面のあちこちから顔を出しているではありませんか。ほんの少しだけれど春を見つけて、とっても嬉しくなりました。

長い冬を過ごして来たウィーンっ子たちが、お天気のよい、暖かい週末に考えることは皆同じです。外へ!たくさんの人たちが春の息吹を味わいに来ていて、駐車場は満員でした。

   もしこれからもう一度寒くなったら、せっかく芽を出した木々や、愛らしい花たちがかわいそうですから、このまま春になるといいなあ。

2012年3月16日(金)今日は20℃!
   
何と今日は日中20℃まで上がり、びっくりしました。もしかして、東京より暖かいのでは? オーストリア全体ではここ5週間で、最低気温が−28℃(ザルツブルク州)、最高気温が+22℃(ウィーン州)と気温差50℃のヨーヨー現象。今年の春は一体どのように来るのか見当もつきません。

 さて、昨日、漢方のケヴィン先生のところへ診察に伺って来ました。お腹は前回よりさらに柔らかくなっているということで、血液の状態は徐々によい方に向かっているようです。肺は全く正常。2月中に、2回熱が出てしまいましたが、これは身体が免疫機能を取り戻そうと頑張っている過渡期の現象でしょうか?と聞くと、う〜ん、それはちょっと判断が難しいけれど、もし今までよりも熱の上がり方が緩やかになって来たのなら、よい兆候です、って。今までは熱が出ると、39〜39.5℃くらいまで上がったのですが、ノートを調べてみると、2月初めの熱の時は39℃まで上がりましたが、2月末の熱では最高でも38℃を少し超えたくらいでした。やっぱりよい方に向かいつつある、と思ってよいようです♪♪♪

春が来るのと一緒に体調もどんどん上向いて来ますように!

2012年3月11日(日)東日本大震災1周年
   
大震災から1年が過ぎた今日、被災者の方々は、失ったご家族の記憶、ご自身の生死を分けた津波の記憶がいまだ生々しく、余震に不安を覚えながら、仮設住宅で不便な生活を送られていて、大震災が今でも現在進行形である一方で、被災地以外の地方では、まるで何もなかったかのような生活が日常となって、既に風化が始まっているとも聞いています。

 大震災、大津波から未曾有の原発事故が起こり、世界のエネルギー政策にも大きな影響を与えました。その中で日本が立ち上がり、信頼を取り戻していくためには、災害、事故の原因究明をして、しっかりした対策を立てること、また私たちが望むのは一体どんな生活なのかを、皆が考え、どんなエネルギー政策を望むのかも考えていく必要があると思います。また見えないし、感じることもできない放射能から子どもたち、また自分たちを守るにはどうすべきなのかもしっかり見極めていかないといけないと思います。見ないふりをしても何もよくはならないのですから。5年後、10年後に嘆いても遅いのです。 

 復興は日常生活を続けながら、長い時間をかけて実現していかなければならないのですから、私たちは無理をせず、それぞれ自分のいる場で、自分のできることを、でも見ないふりはしないで、長期的に続けていくことが大事なのだと思います。

 大震災を忘れないために、震災発生以降の、皆さんの書き込みを中心にしたコーナーを作る計画を立てています。ただ皆さんに興味を持って見て頂くためにはどんな構成にしたらよいかが難しくて、なかなか決まらなかったり、私自身が体調を崩したり、雑用に追われたりしていまだに実現に至らず、大変申し訳なく思っております。そこで今日は、せめて一つブログをご紹介したいと思います。

 大震災発生4日後の3月15日に、復興支援のために立ち上げた、宮城県名取市閖上(ゆりあげ)に住む荒川洋平さんのブログです。彼自身、津波で母親と弟を亡くしました。父と兄の暮らす避難所の様子、遺体安置所に通う毎日。そしてついに弟の遺体を発見する日。そんな中での気持ちを率直に語りながら、友人や周囲の人たちの励ましをパワーに、ゆりあげ復興会議に参加し、自分でも周りの人たちを励ましながら、一つ一つ乗り越えて行く彼の様子に、かえってこちらが励まされるようです。ぜひ最初からご覧になって下さい。

名取市ゆりあげ復興支援のブログ

 

2012年3月2日(金)風邪大流行の後、春はもうすぐ?
    
2月初めに突然大寒波が襲来し、2週間も最高気温が−10℃という日が続いたと思ったら、その後どんどん暖かくなり、数日間で最高気温+10℃になってしまいました。そこで風邪が大流行。私もその波に飲まれて、この前の熱から
2週間ほどでまた熱を出し、下がってもまた上がるを繰り返して、なかなか落ち着かず、結局4日半寝ることになりました。でも今回は前回と違い、薬を飲まずに下がりました。

  今日は元気になったので、試しのお出掛けで大衆ショッピングストリートのマリアヒルファーシュトラーセへ。素晴らしいお天気で、気温は何と17℃!まるで春のようで、歩道にもうカフェが出ていたのには驚きました。でも、私たちはもっと暖かい方がいい、と、普通のお店のカフェへ。

 私はカフェ・ラテを頼みましたが、飲んでみてびっくり!こんなにおいしいの、初めて!コーヒーには必ずお砂糖を入れる私なのに、これはお砂糖なしでもおいしい!初めてお砂糖なしで、コーヒーとミルクの溶け合うおいしさを味わいました。「こんなにおいしいコーヒー、初めて!」と言うと、「ILLYってすごく有名なメーカーなんだよ。人を訪ねる時、おみやげにここのコーヒーを持って行くと、ものすごく喜ばれるよ。もっともかなり高いけどね」、と連れ合い。

 私は初めて聞きましたが、私も知っているダルマイヤーみたいに、コーヒー通には良く知られているのでしょうね。コーヒーについてきた小さなお菓子は、丸ごとアーモンドをシナモン味のチョコでくるみ、さらにココアパウダーをまぶしたもの。私はこれが大好きで時々買うのですが、結構高級お菓子です。ふ〜ん、こんなのを添えて出すなんて、なかなか本格的。ここのポリシー、気に入った! 今度大きなスーパーで探して見ることにしましょう。

 春の空気が漂う中を歩きながら、小さな買い物とウィンドーショッピングをして、病気の後初めての外出は、ちょっと心をワクワクさせてくれました。

 そう言えばスーパーは、もううさぎや羊をかたどったイースターのチョコレートで溢れています。今年のイースター(復活祭)は4月8日と9日。イースターは春を祝うお祭りでもあり、この頃には本当に春らしくなるので、待ちに待った春の喜びを感じられるとても嬉しいお祭りです。そろそろ猫柳の枝に絵を描いた卵を下げて、イースター飾りもしようかな、なんて気分になりました。

 

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