独断的お薦め本コーナー

分野に関係なく、気になる本を少しずつご紹介していきたいと思います。
ご参考にどうぞ!増えてきたら分野別にも見られるようにしていきます。

 

お薦め本3.・・・図書館業務ガイドブック。

図書館の業務全体を分かりやすく解説した本は、今まで求められていながらありませんでした。その待望の本がついに出版されました!図書館で働く方、図書館を活動の場にされている方、図書館をよく利用する方が図書館を理解するために、ぜひ役立てていただきたいと思います。版型、表紙のデザイン、厚さも手に取りやすいし、内容も非常に実務的で、仕事にすぐ役立つよう書かれているので、図書館の仕事に関する入門書として優れたよい本だと思います。文体も親しみやすく書かれています。                         
 

知っておきたい図書館の仕事」

   

   
B5判本文157ページ(索引共)二色刷
                         図書館の仕事作成委員会制作、

                         潟Gルアイユー、 
                         定価 2,000円(税別)

  
■一項目が見開き2ページにコンパクトにまとめてあり、読みやすい。実務にすぐ役立つ内容。
■囲み記事で用語解説を充実。
■公立図書館司書が執筆。
       執筆者(あいうえお順)
    伊藤明美(いとうあけみ)浦安市立中央図書館
    河栗太一(かわくりたいち)習志野市教育委員会企画管理課
    杉山一男(すぎやまかずお)野田市立興風図書館
    舎人樹央(とねりたつお)佐倉市教育委員会生涯学習課
    奈良伸一郎(ならしんいちろう)千葉県教育庁教育振興部
    西沢敏明(にしざわとしあき)名古屋市鶴舞中央図書館
    西村一夫(にしむらかずお)松原市民図書館館長    

 
 <内容>
   第1章  図書館の基礎知識
   第2章  図書館のサービスあれこれ

   第3章  サービスを自治体全域に拡げる
   第4章  図書館資料
   第5章  図書館業務とコンピュータ
   第6章  図書館における庶務の仕事
   第7章  日々のルーティーン・ワークのほかに、
         必ず処理すべき重要な業務   
      
   第8章  図書館をどう経営するかー図書館長等管理職の役割

   付 録   関係法令等、その他

児童サービスについても、2章の中に
  児童サービスの重要性を認識しよう(児童サービスの特質・歴史、子ど もを取り巻く状況)、児童サービスの重要なポイントとは(児童サービスの三つの柱、発達段階に応じたサービス)、子どもの心の栄養になる本を選びます(選書の基本)、どのようにして子どもと本を結ぶのか(読み聞かせ、お
話会、ブックトークetc.類縁機関との連携)、児童サービスのおすすめ図書
等(用語解説、図書リスト)の項目を設けて、解説しています。

 

<この本を購入されたい方に>
■書店では取り扱っておりませんので、直接エルアイユー社にお申し込み 
 下さい。送料はエルアイユー社が負担致します。

■メール注文・・・件名に「『知っておきたい図書館の仕事』注文」と書き、
  氏名、郵便番号、住所、電話番号、購入部数の必要事項を明記して、
  
liuz48@yahoo.co.jp までお願い致します。
  
■電話、ファックスによる注文
   пF03-5668-0882 またはFAX:03-5668-0772へ、上記必要事項を
  添えてお申し込み下さい。

■お支払方法・・・注文をお受けしだい、現物に請求書と郵便振替用紙を添
  付してお送り致しますので、郵便振替用紙にてお支払い下さい。

オンライン書店bk1で扱っている、という情報が入りました。どうぞご利用 下さい。

 

 

お薦め本2・・・痴漢を様々な視点から考える                              

なぜ女は男を見ると痴漢だと思うのか
 なぜ男は女の不快感がわからないのか

                                                      

 問題は、満員電車? 自意識過剰女? ポルノ? それとも・・・。痴漢大論争。
   バンザイ通勤と女性専用車両で、解決するのだろうか。 (帯文)

 ●痴漢!させない工夫 遭ったときの基礎知識
   ●なぜ僕たちは救われないのか、女性も救われない上に
   ●間違えられたとき!緊急対処8カ条
   ●裁判闘争と「冤罪被害者ネットワーク」
   ●黙認することの加害性 大切な人をサポートする
   ●ちょとぐらい触ったって、減るもんじゃない!?            (帯文)

                 監修 痴漢犯罪NO!鉄道利用者の会  石橋英子
                   共著 蔦森樹・長崎満・池上正樹・北原みのり

                  ビーケイシー、 201頁、定価 1600+税 


              
痴漢がまともに犯罪として扱われない、あるいは扱われないできたのは、結局女性を性的対象として見ることを許容する社会、具体的には個々の男性の
(女性にもあるかもしれない)意識にあることを明らかにした本だと思います。
こうした男性と女性の意識を変えていくには、まず、社会の基本構造に立ち向かわなければならないでしょう。そのためには、たゆまぬ啓蒙活動が必要になりますが、長期的に一番取り組みやすいのは問題意識を持ちやすい女性である母親が、まず自分の子どもたちを新しい意識を持った大人に育てていくことではないでしょうか。

 一方で、痴漢えん罪は「えん罪」として警察司法制度と取り組んでいかなければ
ならないという課題があります。
これは痴漢えん罪被害者を犯罪者とレッテルを貼ることで、男社会の底辺に引きずり下ろして、自分たちの優位を保とうという構造です。
このような状況は、決して男対女の闘いではないことに気づく必要があります。
弱者を再生産することで強者の優位を保とうとする、大きな社会構造の問題であっ
て、男女が連帯していけることを気付かせてくれました。
男女が罵りあうのではなくて、初めて一緒に語りあった本の登場だと思います。

*ビーケイシー社の本書紹介に飛ぶには、タイトルをクリックして下さい。


 
お薦め本1
・・・ウィーンの魅力ってなに?

リンクにある「オーストリアなんでも情報」の主宰者、山城薫さんの
人気連載エッセイが、ついに本になってお目見えしました! ウィーンそのものが一冊に閉じ込められたみたい!ページを開けると静かに溢れ出てくるウィーンに包まれます。

「風の街のシンフォニー ウィーン便り」

                             

                                                                  
                
彩流社、276頁、ハードカバー、2200円+税

です。ウィーンっ子のメンタリティーや歴史が、ユーモア溢れる日常生活のひとこまの描写から伝わってきます。百のエッセイにウィーンの魅力が余すところなく、凝縮されていて、私がなぜウィーンがこんなに好きなのかもきっとわかって頂けると思います !だって、私もウィーンの魔法の風に魅せられてしまった一人なんですもの。たくさんの写真や、テーマに合った詩の引用などが、この本をとてもお洒落にしています。そういえば、お洒落な会話や態度もウィーンっ子の魅力なの。

まず今連載中のエッセイを「ウィーンなんでも情報」、「ウィーン便り」で読んでみてください。トップを開けたら、真ん中上の「ウィーン新着情報」をクリック、左横のサブメニューの一番下に「ウィーン便り」があります。

「風の街のシンフォニー ウィーン便り」の詳しい内容は、↓をどうぞ!
http://www.a4j.at/book/yamashiro.html

「ウィーン何でも情報」の「ウィーン便り」に直接飛ぶには、↓をどうぞ!
http://www.a4j.at/wien-dayori/index.html
 

エキサイトにこの本のユニークな紹介が載りましたので、ご紹介!   
http://mclassic.excite.co.jp/mclassic/03-12/book/index3.dcg

 

 


  

 

 

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