■  「サフィア」読者の声  
                          

●サフィア、読み終えました。すごく面白かったです。

 

まず、情報が一杯詰まっていること。アラブの部族社会に身を置く一人の女性の目から見たイラクは、日本やドイツの報道とは違う情報を提供していますね。

そしてそれがテーマではないものの、部族社会自体もよく紹介されています。イラク戦争にヨーロッパの一部の国が参加しなかったことへの批判については、私は別の意見を持っているけれども、彼女の意見もとてもよく分かります。

 

そしてサフィアのエネルギーは何よりも素晴らしい。この本は政治と密着に絡んでいるので、特に今のレバノン情勢をどんな思いで見ているか気になります。
フィアのその後といった続編が、5年後あるいは10年後に出るとまた読みたいです。めまぐるしい中東情勢の中で、彼女がどう関わり、政治的影響を発揮するか楽しみです。   (2006.7.28・遅読・ハンブルク〔ドイツ〕)

 

 

「自分が生きている同じ時間に、同じ地球の上で起きてる事に驚愕しました! 世界中の人に読んで欲しい!」         (2006.5.17・ゆき・神奈川県)


●サフィア、読み終わりました。なにか「凄惨」でした。民族意識の強いこと、強いこと。でも迫力の詰まっている中身でした。

 「だが、何といっても、最大の大量破壊兵器は、いつだってサダム自身だったのだ」と「あなたたちが生み出した怪物から、私たちを解放して!」には、絞り出すようなサフィアの叫びがジーンと聞こえます。それにサフィアの父にみる「組織のリーダー」としての強靭な覚悟は、私の狭いボキャブラリ−ではとても表現できません。

 訳者あとがきにある”ウィーンの料理屋とホイリゲで、日本語版の完成と成功を前祝いして乾杯した。”の文を読んだ途端、その気持、いい知れぬ感慨で身につまされました。充実した好著を読ませていただきありがとうございました。
 
 それにしても日本は何て世間知らずなのかしら。株で損をしたといって総会でわめくなど、薄い脳のサラリーマンなんか見ると、日本が平和なことをもっと肝っ玉の芯から感謝しなくちゃいけないです。
 
 大変なお仕事をされましたことに改めて感服いたしました。これからもお身体には十分にご自愛されまして、あのステキなウィーンでご活躍ください。                            (2006.5.12・としお・東京都)                            
 
●この本はイラクの内部事情を伝える本がない中、砂漠に水がしみ入るように吸い込まれて行きました。千夜一夜物語よりおもしろいです。                   (2006.4.28・George・北海道) 
                   


●「サフィア」読んでいます。まだ途中ですが、なんと言うか、すさまじい、そして迫力ある内容なので、ひとことお便りしたくなりました。平和ボケの私、イヤ日本人の理解を超越しています。あれこれ思いをめぐらせてはページをめくるので、なかなか先にいきません。こんな現実を知る機会に驚いています。
                            (2006.4.23・としお・東京都)

                     

 

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