3.ザルツブルク(Salzburg)、オーストリア 2002.7.28 2002年7月28日(日)
7:45発の急行バスでザルツブルクへ出発。タウエルン・アウトバーンをひた走る。窓から見えるアルプスの山々が素晴らしい。一番長いトンネルは6,4kmもある。このアウトバーンは1975年に完成した。これで高い山々に阻まれて孤立していたルンガウに一年中外界との接触ができるようになった。トンネルができる前は峠を超えて旅をしたのだ。 友人はミュンヒェンから2時間、列車に乗ってやって来た。久しぶりの再会、久しぶりのザルツブルク。彼女は若い図書館司書で、’99年にミュンヘン国際児童図書館に学生として実習に来ていた時に知り合った。 素晴らしいお天気のおかげで、もともと美しいザルツブルクの街は夏の日光に輝き、夢のような鮮やかさだ。ミラベル庭園でしばらく花壇と緑の美しさに浸ってから、ザルツアッハ川沿いに旧市街へと向かう。川の向こう側に旧市街、その上にはザルツブルクのシンボル、11世紀に建てられた城砦ホーエンザルツブルクがそびえる。その左後方にはアルプスの山々。 とにかく観光客が多い。日曜日なのに開けているお店が幾つもある。特に有名なゲトライデガッセはわんさの混みようで、聞こえてくる言葉もドイツ語以外に、イタリア語、英語、中国語、わからない言葉・・・でとても数え切れないくらい。 本で見たら、ザルツブルクの街を訪れる観光客は、多い順にオーストリア人、ドイツ人、アメリカ人、イタリア人、イギリス人、日本人で、日本人は全体の5%を占めるそうだ。
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