・ 更新日誌・


 2004年6月23日(水) 
ヴィルヘルミーネの丘
   お天気のよかった今日は、友人の知り合いのご夫妻をご案内して、ついに
「とっておきのウィーンコース」を実現! ゲオルク伯爵様、次回は是非!

2004年6月22日(火) 「メリー・ウィドウ」
   
今日は東京の語学学校で私のクラスだった方が奥様とウィーンを訪問、フォルクス・オーパーに「メリー・ウィドウ」をご一緒した。ダニロ役のラルセンはこの日は声の伸びも最高だったし、演技もよくて、もううっとり。しかも彼はすごくかっこいいのよ!ハンナ役のラブダもよかった。もう聴衆もノリノリになってフレンチカンカンのシーンなんて、揃いの手拍子。指揮者もダンサーも大サービスしてくれて、フレンチカンカンは3回もやってくれた。ハンナとダニロがついに愛を認め合って舞台前面、幕の前でしっかり抱き合うと、われるような拍手が響いた。質の高い公演と、それに応えた聴衆。大成功の晩だった。
   公演の後、近くのカフェで、再会を喜び合う。ウィーンに至るまでのドイツの旅、ハックブレットの弦を買ってきて、と頼まれたおかげで、工房を見せてもらったり、演奏まで聞かせてもらったりと、普通の旅ではできない体験ができたこと、オペレッタの魅力の話、ドイツリートの伴奏楽器の話・・・あれこれと興味深いおしゃべりが続いて、12時少し前にようやくカフェを出た時も、まだ話し足りない気持ちだった。
   お二人からは、オーバーアマガウからの思いがけないお土産を頂いた。お許しを頂いて中を開けると、焦げ茶色の木にエーデルワイスの花のモチーフを彫ったすてきなアクセサリー箱! 家に戻ると早速、居間のたんすの上に置いた。部屋に入ると一番先に目にはいる場所で、私がいつも座る椅子からも見える場所。木のぬくもりと一緒に、一度行ったことのあるオーバーアマガウの愛らしい村の様子が浮かんでくる。そして楽しかったというお二人の旅の様子も。すてきなおみやげを本当にありがとうございました。
   ドイツ語は7年経った今も続けていらっしゃるという。これからもぜひドイツ文化を訪ねる旅を楽しんでいって下さいますように!

2004年6月19日(土) 「音楽の長い夜」  
  
19日には、ウィーン市とオーストリア放送局の主催で、今年4回目の「音楽の長い夜」というビッグ・イベントが開催された。ウィーン中の32だか36だかの会場(コンサートホール、オペラ劇場、美術館、音大、音楽関係機関、カフェなど)で、午後7時から午前一時まで、いっせいに6時間のノンストップ・コンサートが開かれるのだ。切符は12ユーロ(1600円くらい)で、会場のはしごもOK。各会場を結ぶバスも走る。こんなアイデアは、それ自体なかなか出ないものだと思うし、実現するとなると 相当に大変なことなので、こんな催しをやってしまうウィーンっ子に感心! 続きと写真はこちらへ!
 

2004年6月9日(水) 「にぎやか色のちび」入荷!
   
みなさま、本当に長らくお待たせ致しました。本日「にぎやか色のちび」入荷しました! 予約注文をしてくださった方々、すっかりご迷惑をおかけ致しました。
   私も、みなさんにどう受け止めてもらえるかが、まるでわからないまま、また1ヶ月待つことになり、なんだか判決を延ばし延ばしにされている被告人みたいな気分でした。数日でみなさまのお手元に届くはずですので、どうか、もうしばらくご辛抱ください。長いこと待っていただき、本当にありがとうございました。
   被告人にはどんな判決でもどうぞご遠慮なく下してくださいますよう!別にマゾヒスティックなわけではないのですが、新米が成長するには、皆様の叱咤激励が大きな糧なのです。どうぞよろしくお願い致します。ちょっとマゾヒスティックになってお待ちしていますね。ムチもアメも大かんげ〜い!(あ、今日の私、ちょっと変?)

2004年6月4日(金) ゲオルク伯爵ご夫妻ウィーン訪問
   
一昨年の夏、お城を留守にした私の代わりに、お城での祝宴を開催、会場からお料理から、楽しい話題まで、八面六臂の大活躍をして下さったゲオルク伯爵が、今年は奥方を伴われてウィーンを訪問されました! 何のことだかわからない方は2002年9月15日の更新日誌を見てね。その時の旅の様子はこちらの旅日誌2002をどうぞ!

   最初は、私の大好きなヴィルヘルミーネの丘にご案内、優しく美しいウィーンの街を眺めてから、お城のテラスカフェでおいしいケーキつきのコーヒータイム、その後近くにある1700年代創業のホイリゲ(大衆的かつ健康的なワイン酒場、とってもいい感じでここも私のお気に入り!)で、再会の乾杯!と行くはずだったのに、あいにくの雨模様で計画変更。旧市街にある友人お勧めのちょっと洒落たレストランにご案内。ウィーンのスペシャリティが、繊細な味で仕上げられていて、私もとっても気に入りました! 内装もさわやかで愛らしくって、ちょっと田舎風。お二人も気に入って下さったようで、私もホッと嬉しくなりました。
   その後、旧市街の狭い小路を縫って少し散策。18世紀の石畳の道を歩きながら、奥まった小路に並ぶすてきなレストランやバーを覗いて、ちょっとした探検をしました。そうだ、こういう狭い小路のいい雰囲気、今度ぜひ写真でお伝えしなくちゃね。
   お二人は6日にスイスへ。ウィーンでは残念なお天気だったけれど、そのあとやっと夏らしくなり、お天気もよくなってきたので、今頃スイスの山で雄大な眺めを楽しみながら、山下り(登山電車で上に上り、足で歩いて下りながら、山の雰囲気と眺めと空気を味わう)をしていらっしゃることでしょう。楽しい旅でありますよう!

2004年5月28日(金) あ〜、きつい五月だった! 「翻訳苦労話」
   
あらら、ごめんなさい! 2週間もさぼってしまってしまいました! 今日で5月の平日はおしまい。オーストリアは、5月30日(日)、31日(月)が、聖霊降臨祭で祝日なので、今日たくさんの人が3日間の休みを楽しもうと出掛けて行 きました。こちらは毎日を過ごすので必死で、お休みに何をしようかなんて考える暇もなかったんだけど。
   今日、やっと5月いっぱいという締め切りぎりぎりで、「にぎやか色のちび」の翻訳苦労話を、オーストリア児童文学研究所に提出できました! これは、昨年秋に開かれたミラ・ローベ・シンポジウム記念出版本に載せてもらえるもので、シンポジウムの休憩時間に、文化的な問題で翻訳に苦労している話を、そばの人にしたら、とても興味を持ってくれて、記念号にぜひ書いて、と言われたの。その人が、たまたまシンポジウムを主催したオーストリア児童文学研究所の所長さんだったというわけで!
  で、本当は昨年のクリスマスが原稿締め切りだったので、ちびの翻訳が延びてしまったため、書けなくなってしまった旨、お知らせしたのでしたが、4月の半ば頃、突然電話があって、「本の制作がすごく遅れているので、5月末までに書いてくれれば、まだ間に合うから、書きませんか?」とのお話。それで今回のストレスとの闘い、ということになったの。
  とにかく短いとは言え、ドイツ語で論文を書いて提出するのなんて、ウィーン大学の時のレポート提出くらいしかないし、しかも今度のは本に載っちゃう、それもシンポジウムの講演者が執筆者という本に一緒に載っちゃう、というので、すごいプレッシャー。その上、なんということか、こういう仕事が来て欲しくない時に限って、仕事は来るし(とってもありがたいことではあるんだけれど)、毎週5時間ずつの日本語集中講座はあるし、で、取り掛かることさえできないうちに、締め切りがどんどん迫ってきて、焦るばかり。やっと取り掛かれたのが、締め切りの2週間くらい前。
  最重要点だけに絞って、できるだけ短くまとめよう、と決めて、なんとか大体の構想を決め、あとはぶっつけ本番。最後にこちらの友人にチェックしてもらって、やっと送信ボタンを押したのが、今日の午後5時ちょっと過ぎ。それから急いで原稿をプリントアウト、近くの郵便局に走って送り、やっとホ〜〜〜ッ!!!
  でも、終わってみれば、とってもいい勉強になりました。日本語の構造と発想法から、こんな問題が出てくる、ということが、ドイツ語圏の人に伝われば、嬉しいと思います。シンポジウムの全く単なる一参加者に過ぎない私に、伝えるチャンスが与えられたことは、 ものすごい幸運なんだから、感謝しなくちゃね。時間さえあれば、好きなことにじっくり取り組んで勉強するのは、とっても楽しいことだから、ただ勉強すればよかった学生時代は、なんという贅沢な時間だったことだろう、と今更ながら思 うことしきり。

さてお天気の方はいまだに落ち着きません。全体に今年の5月は寒くて、平均気温が15℃だそう。昨年の5月の平均気温は25℃だったんですって!  今年はこの寒さで、アイスクリームと夏物衣料が全然売れなくて、夏物衣料はシーズンが始まる前に、もうバーゲンを始めました。ただ日、月の祝日の間は、お天気もよくて、気温も23℃まで上がると言ってた ので、アイスクリームが売れるかな。

2004年5月15日(土) 5月になっても「4月のお天気」
     
変わりやすいお天気のことを、こちらでは「4月のお天気」と言う。実際4月のお天気は、初夏のようになったかと思うと、雨の降る寒い日が続いたりして全く安定しない。5月も半分を過ぎたのに、今年はどういうわけか、まだ「4月のお天気」が続いている。
   昨日友人たちと、去年の5月はすごく暑かったね、コートを脱いだと思ったら、みんなタンクトップで歩いてたよね、という話をしたのだが、今年は一度はTシャツになったのに、またセーターに逆戻り。うちは集中暖房なのだけれど、4月にかなり暖かい日が続いて以来、暖房が入らなくなってしまい、そのうち冷えて、夜は10度以下になったため、毛布をさらにかけて寝たり、日中も家の中が寒々しくてカーディガンを羽織ったりしていた。その後、住人から苦情が出たらしく、少し暖房が入るようになった。 ここ数日は雨がちで、ハイネのあの「美しい五月」はどこかへ消えてしまった風情。美しい五月、戻って来て〜!

 

2004年5月8日(土) 「にぎやか色のちび」発売!
    
 最初の予定からすると、半年近く延びて、ようやく今日、「にぎやか色のちび」が刊行されました! 15,6年前にウィーンで本書に出会い、とても力づけられて以来、ずっといつかこの本を翻訳して、ご紹介したいと思い続けてきましたので、ついにその願いが実現しましたこと、本当に感無量です。

   難産の本で何度も延期になりましたが、その長い制作中のみなさまのご協力、応援、本当にありがとうございました。予約注文をして下さった方々、長い間お待たせ致しました。そして本当にありがとうございます。月曜から配送を開始致しますので、もうしばらくお待ちくださるよう、お願い致します。

   生まれたてのまだ小さな出版社ですので、取次店で扱ってもらえず、したがって本が書店に並ばないため、手に取って見ていただくことができないのが、本当に残念です。買う前に手に取って読んでみたいと思われる方、どうか図書館にリクエストをお願い致します。また、読んで見てよいと思われましたら、どうか、ホームページをお持ちの方は、紹介をしていただけましたら、とてもとても幸せです。 エルアイユー社が、これからもよい本を出し続ける出版社として育って行けますよう、ぜひ応援をお願い致します。
  当HPとのリンク、「にぎやか色のちび」紹介ページへのリンク、どうぞご自由にご活用いただきますよう、お願い致します。リンクのお知らせは必要ではありませんが、お知らせいただけ ましたら、お礼にも伺えますし、私も嬉しいです。

   ちびが、小出版社からの出版と言うハンディを乗り越えて、今まで出版された各国でのように長く読み継がれていくために、ちびをよいと思ってくださいましたら、どうかその思いを他の方に伝えてくださいますよう、お願い申し上げます。
   また、ご感想、ご意見をお寄せいただきましたら、すぐにこのホームページでみなさまにお伝えしますので、どうぞお気軽にお寄せくださいますよう、お願い致します。そうすることで、手に取って見ることのできない短所を、少しずつ補っていくことができます。どうか、よろしくお願い致します。

   では「にぎやか色のちび」が、自分であることに疑問や、辛さや、悲しさを抱いている子どもたち、もっと大きな子どもたち、そして大人たちを元気づけてくれることを心から願って、送り出したいと思います。ちび、がんばってね!

            

 

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