更新日誌

2005年12月31日(土) 大晦日
   
ついに今年もあと24時間を残すばかりになりました。
   みなさま、今年も一年、「翻訳者の小径」を見守って下さって
   ありがとうございました。おかげさまでウィーンにいても
   日本のみなさんを身近に感じることができて幸せでした。
   来年もどうぞよろしくお願い致します。
   どうぞよいお年をお迎えくださいね。

   おとといから雪が降ったりやんだりしています。管理人さんは、
   マイナス2℃の寒さの中、せっせと雪かきをしてくれています。
   本当にご苦労様です。このところウィーンはこんな様子。

     
     近くの建物。晴れると雪景色もきれい。     我が家の北側の窓から覗くとこんな。

 

2005年12月29日(木) アプフェル・シュトゥルーデルを焼く
   
友人がまだアプフェル・シュトゥルーデルを焼いたことがないというので、一緒に焼いた。一番大変なのは薄い薄い生地を作ることなんだけど、オーストリアでは日本の大福くらい有名なお菓子なので、どこでも市販の生地が買える。

   友人がリンゴを買ってきてくれて、一緒にむき、2,3センチ角に切ってレモン汁をかけておく。これが一番面倒な仕事。あとは簡単!乾いたふきんの上に溶かしバターを塗って2重に重ねた生地を敷き、その上に、まずバター炒めのパン粉を乗せ、そこに次々とリンゴ、ラム酒漬けレーズン適宜、シナモン、砂糖適当、それに好みでスライスアーモンドを乗せていき、ふきんの助けを借りて生地をくるくると巻き、天板に乗せて、オーブンに入れるだけ。180℃で約30分。
  しばらくするといいにおいが漂ってきて、できあがりがワクワク楽しみ!

  出来立てをコーヒーと一緒に味わった。アプフェル・シュトゥルーデルはやっぱり焼きたてが最高!ぱりぱりした皮とジューシーなりんごのコントラスト、バターの香り! 一緒に焼いておしゃべりしながら、できあがりを評価するのは楽しい。
今度はトプフェン(チーズクリーム)・シュトゥルーデルね。
  作り方を今度ファンタジー・クッキングのコーナーに乗せますから、ぜひみなさんも作ってみて!日本ではパイ生地を使えば簡単だし、パイ生地を使ったのもとてもおいしい。

2005年12月26日(月) クリスマス・パーティ
   
今日はクリスマス2日目の祝日。今年初めてのパーティをやっと開いた。で、そのまま今年最後のパーティになったんだけど。日本からのお客様4人を迎えて、全部で7人。ウィーン大で日本語専攻だった、日本語ぺらぺらオーストリア人が一人であとは日本人。
   友人が作って来てくれたすごくおいしいエビのオードブルに始まって、コンソメスープ、ヘンゼルとグレーテル(ブッシュ・ド・ノエルのミーとローフ版)、マッシュルーム入りピラフ、友人が作ってくれたトマトサラダにきゅうりのサラダ、そしてデザートはもう一人の友人が作って来てくれた黄桃入りチーズケーキという一応フルコースの献立。テーブルはフロリストの友人が、モミの木の小枝とキャンドルでクルスマス風にアレンジしてくれた。
  ヘンゼルとグレーテルにも入れるマッシュルームは、買った日に使わないと、すぐ傘の下が黒っぽくなってまずくなってしまうため、オーブンに入れるばかりに下ごしらえして、冷凍しておいた。で、そのまま当日オーブンに入れたので、焼き時間が大分長くなって1時間以上もかかったっため、肉が硬くなってしまった感じ。それになんとパセリを入れ忘れていたので、味にこくが欠けててちょっと失敗で反省。やっぱり解凍してから焼くべきだったのかも。みなさ〜ん、ごめん!  でもとっても楽しいパーティだった。シャンペンもおいしかったし、おしゃべりも楽しかった。6時に始めて、11時過ぎまでキャンドルの灯りのもとでのくつろいだおしゃべりが続いた。来て下さったみなさん、どうもありがとう! また来年のクリスマス、楽しく過ごしましょうね!

 

2005年12月23日() いよいよ明日はクリスマスイヴ

  
みなさま、楽しいクリスマスをお過ごしくださいね!
         
Frohe Weihnachten!(フローエ・ヴァイナッハテン!)

                   
                                


 2005年12月21(水)   
  
今年最後の合唱講座。ついに歌を歌いました!有名なクリスマスソングを
何曲か、まだ単に歌っただけですが、とにかく初めて歌いました。でもそれが、ドイツ語ばかりじゃなくて、英語の歌詞と、フランス語の歌詞まで歌ったの。英語で歌う時の発音で気をつけることは・・・、フランス語の時は・・・。はあ、勉強になった・・・。

2005年12月16日(金) ジャズコンサート
   
コンサヴァトリウムにはジャズ科がある。そのアドヴェント発表会に行って来た。1、3、5、7学期目の学生が、それぞれアンサンブルを組んで演奏したんだけれど、やはりまるで演奏が違いましたね!それから音色だけで聞かせられる人というのはまだ少なくて、ジャズって難しいんだなあ、でも楽しそうだなあ!というのが感想。誘ってくれた友人のピアノの先生は、日本人の女子学生。クラシックを卒業してからジャズ科に入りなおしたそう。
   彼女の演奏はさすが! もう一人マルクス君という、やはり7学期生ですごくピアノのうまい人がいたんだけど、この二人の二台のピアノでの掛け合いの演奏なんてもう最高!これは音による二人の即興の会話。もう楽しくって楽しくって!もうこのままずっと止めたくないよ!っていう様子で弾いていて、うらやましかったなあ。クラシックとジャズと、こんなにも構造の違う音楽が存在するっていうのが不思議な感じ。しかも両方ともすっごくいい。う〜ん、ジャズピアノ弾けたらなあ。

2005年12月14日(水)
  
今日の合唱講座はリズムの練習。パンパンパパパンとか、パパパーン、パンパンパパ、パーンパンとかね。何だか幼稚園のリズムの時間みたいで楽しかった。まず、4拍子と3拍子だけ。その後は、二つに分かれて、一つはただタンタンタンタンとリズムを刻み、もう一つは色々な変化で歌った。ただし、音の高さは同じ。

2005年12月7日(水) お財布掏られてしまいました!ウィーンの観光客・通行客をねらった犯罪
   
何と言うこと、地下鉄6番線の中でカードの入ったお財布を掏られてしまいました! スリに遭ったのはなんと生まれて初めてです! ここ数年、ウィーンにスリ、盗み、トリック詐欺など、犯罪が増えて来ているのは知っていたので注意していたつもりだったのに、今まで被害にあったことがなかったので、どこかで油断していたのね、きっと。本当にもっともっと気をつけなければ、と反省。あ〜あ、高い授業料でした。

  気がついたのが、教会について、コンサートの切符を買おうとした時だったので、どこに警察があるのかわからず、一緒にいた友人がご主人に連絡を取って聞いてくれたおかげで、場所がわかり、1区まで行きました。それでもちょっと迷い、40分くらいかかって、やっと夜でも開いている警察署を発見。盗難届けをし、そこから電話をかけさせてくれたので、カードが使えないよう閉鎖してもらい、あれこれと証言して盗難届け証明書をもらい、友人とコンサート会場に戻った時には、コンサートは半分くらい終わっていました。どうしよう、とガラス張りの中仕切りから中を覗いていたら、切符を売っていた女性が中から、そっと扉をあけて、私たちに、どうぞお入りなさい、という仕草。彼女は私がお財布を盗まれたのを知っていたので、無料で入れてくれたの。ほんとにありがたかった。コンサートの後は、ビュッフェがあって、クリスマスのお菓子や、オープンサンド、それからグリューヴァイン(薬草を入れて温めたワイン)までごちそうになりました。

明日は祝日で銀行が開いていないので、帰りは友人がお金まで貸してくれてようやく帰宅。Aさん、本当にありがとう。警察を一緒に探してくれて、警察でもついていてくれてすごく心強かった。人の心の悲しさと温かさの両方を同時に体験した日でした。

  ウィーンにいらっしゃる予定を立てている方、せっかくの旅行がだいなしにならないために、どうかくれぐれも、お金、カード、旅券などにはお気をつけ下さいね。11月には偽警官スリにも遭いそうになりました。こちらの方はすぐ気づいたので、未遂に終わりましたが。これは2,3人で組になって、一人が観光客の振りをして写真を取って欲しいと話しかけ、道の隅の方へ連れて行く。すると「パス・コントロール!」と言って、私服警官の振りをしたもう一人がインチキくさい警官の身分証明書を見せながら、パスポートを見せろ、と要求します。理由もないのにパスポートを見せる必要はありません。「正式の証明書を見せろ」というか、全く関わらずに無視して通り過ぎるのが一番です。ウィーンは今まで安全な町として知られていたのに、こんな注意をしなければならないのは悲しいことなのですが。


 2005年12月6日(火) バレー「くるみ割り人形」
   
国立オペラ座で「くるみ割り人形」を観て来ました。振り付けは古典的だけれど、「第三の男」で有名になったウィーンの地下下水道がネズミたちの棲家として出て来たり、主人公のクララが小さな女の子ではなくて、若い娘だったり、ネズミの王様にさらわれたクララを、くるみ割り人形をプレゼントした青年が、クララがところどころに落としていく、くるみ割り人形の手や足を頼りに、双方雪ゾリに乗っての追いかけっこをしたりと、少し変わった演出。追いかけっこをして通り過ぎる国々で、例の各国の踊りが出てくると言う趣向です。そして最後には、青年とネズミの王様の激しい闘い。もちろん青年が勝って、クララを救い出し、二人は結ばれるという筋書きです。

  ところどころにクスッと笑ってしまうような、ユーモアがちりばめられていました。例えば中国の踊りでは、小さな子どもたちが15人くらい出てきて、とても愛らしかったのですが、なんと女性ダンサーは妊娠中。大きくなり始めたおなかを抱えながら踊って、もうすぐまたこの子たちの兄弟が増えるのよ、と暗示していたり、ネズミの王様のお付きの二匹は、ポケットにお酒を入れたケースを隠していて、王様の目を盗んではちびりちびり。なにせ寒いですものね。で、王様が来ると、大急ぎでポケットに戻して何食わぬ顔をするとかね。

 ネズミの王様のダンスが抜群でした!振り付けもよかったのね。クララもとても愛らしく、青年への愛しさもよく伝わってきたし、踊りも素晴らしいものでした。相手役の青年にも見せ場は幾つかあったのですが、もう少し腕(足?)の見せ所を作った振り付けにしてあげればもっとよいのに、と思いました。

  貴族の館のクリスマスパーティのシーン、雪の森の幻想的なシーンと雪の精たち。舞台と衣装、またその色合いもとても美しくて、しばしの幻想に浸りました。

 そう言えば、去年も「くるみ割り人形」を観たっけ、と思い出しました。あれは確かフォルクスオーパーで国立オペラ座のアンサンブルが踊ったものだったと思うけれど、こちらの方は、え、これが「くるみ割り人形」なの?!と思ったほど、
演出も振り付けもモダンでした。精神病棟で、それぞれの患者が自分の抱く思いを踊るという形で、振り付けもモダンバレーの要素が大きく入っていました。あの振り付けは好きだったなあ。

2005年12月4日(日) オーストリアのアドヴェント

       
クリスマスソングを家族みんなで歌う

   
今日はアドヴェント第2の日曜日。11歳と13歳の女の子のいる家庭に招かれて、オーストリアのアドヴェントを体験してきました。モミの枝のリースに4本のろうそくを立てたアドヴェントクランツの、今日は2本に火を灯します。そしてあかりを消して、この家庭では、クリスマスの歌を7曲くらいCDに合わせて、みんなで歌いました。そしてそのあと卵の白身とお砂糖で作った輪の形をしたお菓子を食べながら、クリスマスにまつわるおしゃべり。ほんの短い間だったけれど、とっても温かいすてきな時間でした。

  このお菓子はヴィントベッケライといって、糸をつけてクリスマスツリーにも飾ります。あとチョコレートとか、穴あきクッキーとか、食べられる飾りも結構あって、24日にツリーを飾った後、1月6日にツリーを燃やすまで(ドンド焼きみたいですね)に、つまみ食いでだんだん減っていくの。

2005年12月2日(金) クリスマスの買い物始まる

    
 クリスマスの買い物にいそしむ人たち      冬の名物、焼き栗(マローニ)売りのお兄さん
                       8個で1.5ユーロ、12個で2ユーロ。

 

2005年11月30日(水) クリスマス市

   
ライトアップされたウィーン市庁舎と広場のクリスマス市

   今日もどんよりしたお天気なので、景気づけ(?)にクリスマス市の写真をお届け。私はからっとした暑さは大好きなんだけど、寒さは苦手なので、実はまだ今年はクリスマス市には行ってないの。でも、今年は伝統的オーストリア風アドヴェントを過ごしてみようかな、と思っているので、近いうち、アドヴェントの間、毎晩一つずつお話を読むように編集された「クリスマスの本」を買いに行くつもりです。

2005年11月27日(日) アドヴェント(待降節)最初の日曜日
  
今日も雪です。今日はゆっくりお風呂に入って、これで床上げ(っていうのもちょっとオーバーだけどね)。明日からはちょっと気を引き締めないとね。そうだ、今日は初めてのアドヴェント(待降節)の日曜日です。クリスマスを心して、あるいは楽しみに待つ時期の始まりです。アドヴェントクランツ(4本のろうそくをつけたモミの枝のリース)は買い損なってしまったので、今日はなし。自分でそれっぽい飾りを作るのもいいかも。4回目の日曜日が過ぎるとクリスマスがやって来ます。

  後で分かったのですがベルリンの講習参加費は、次に参加するときに回してくれるんですって! それから格安航空券も当日キャンセルだったのに、一部は返って来るみたい! よかった!

2005年11月25日(金) ベルリン行きボツ (; ;)
    
本当は今日、ベルリンへ飛ぶはずでした。土曜日に翻訳支援ソフト(自分のした翻訳をいつでも呼び出せるよう整理してくれる)の使い方講座を受けるつもりだったの。しかも、それを聞いたハンブルクの友人が、ベルリンまで来てくれることになって、ベルリンフィルのコンサートに行ったり、街で遊んだりしようって楽しみにしてたの。

  ところが、このところの急激な天候の変化に、幾ら頑張っても身体がついていけなくて、体調を崩し、さきおとといから微熱と猛烈な疲れ。格安航空券も講座参加費もコンサートの切符も全部むだになっちゃう〜、とは思ったけれど、やっぱり身体の声を聞かなくちゃ、と残念ながらキャンセル。

  で、本当は今頃ウィーンの空港にいるはずだったんだけれど、家で寝ています。でも昨日の晩、熱が最高点に達したので、薬が飲めました。だからとりあえず熱は下がりましたので、ご安心を。

  メールを下さった方、お返事もうすこしかかるけど、どうぞ待っててねぇ。今日、明日、寝ていれば元気になりますからねぇ。よろしく〜ぅ。 


2005年11月20日(日)
 本格的初雪降る!
  
ついに本格的初雪が降りました。厳密には昨日が初雪だったんだけれど、昨日は2〜3時間で止んで、雪もすぐ溶けちゃったの。今日は朝起きたら、横なぐりの雪がじゃんじゃん降っていてびっくり! 夕方近く出掛けた時の気温は2℃でした。かなり降り続けましたが、びちょびちょした雪なので、道はほんのり白いだけで、全体がびちゃびちゃして、どっちかというとゴム長靴の方がよさそうな感じでした。これから数日かけて、最高気温が0度ちょっと上から、0度を通り過ぎてさらに少し下がって行くみたい。少しずつ身体を寒さに慣らしていかないとね。

  
ところでひどくいやなお天気のことを、ドイツ語で「メス豚のお天気」というの。ちょっと、そりゃメス豚さんがかわいそうでしょ、という表現だけど、カフェに入って、寒いからあったかいお茶を飲もうと思ってメニューをみたら、「メス豚のお天気の日用のお茶」というのがあったの!で、それを頼んだら、色々なハーヴをミックスした落ち着いた味で、おいしかった。いやなお天気で参った神経を落ち着かせて、っていうのかしら? それとも身体を温めて、ホッとした気持ちになって、というのかな? ネーミングにユーモアがあって気に入りました。

   2005年11月14日(月) いよいよ冬です
  
昨日と今日は午前中は霧、一日中どんより薄暗くて、家の中では電気つけっぱなしじゃないとだめで、外へ出れば寒くって(最高気温7℃)、時々霧雨が降ったり、風が吹いたり、といういかにも冬だぞ〜と言う感じの日でした。そう言えばラジオでも今日のお天気は最低で〜す、って言ってたっけ。

  で買い物に出たので、少しは楽しい思いもしなくっちゃ、と思って、屋台のお店で冬の名物、焼き栗を買ったんだけど、残念なことに、う〜ん、もうちょっと焼いてくれたら、もっと香ばしくておいしいのになぁ、という味でした。多分、ここのお店はおいしい、というのがあるはずだから、みんなに聞いたり、自分でもあちこちで買ってみて、いいお店を見つけなくちゃね。ちなみにお値段は、8個で1.5ユーロ、12個で2ユーロ(260〜280円くらい)の統一値段です。スライスしたじゃがいもを焼いたのも一緒に売っています。

  こういうお天気が続くと、やっぱり家の中でぬくぬくしてるのがいいなぁ、って気持ちになるわねぇ。テーブルにキャンドルを灯して、大好きなCDを聞きながらワインでおしゃべりとか、ビデオ大会とかね。

2005年11月11日(金) ファッシング始まる
  
今日、11月11日の11時に、ファッシング(カーニバル)の時期が始まりました! キリスト教では、イースター(キリストの復活祭)を心して待つ禁欲の時期、四旬節まで(大体翌年の3月半ば頃まで)歓楽と大騒ぎが許される時期の始まりです。そして一番ウィーンらしいファッシングの過ごし方は、舞踏会。ハプスブルク帝国の伝統を継いで、優雅にはめをはずすってわけね。そしてこの時期にはファッシングのクラプフェンという、穴があいていなくて中にアプリコットジャムをつめたドーナツを食べます。

  今日は、今年のお勧め児童文学書紹介の会に行って来たんだけれど、そこでさっそくクラプフェンをご馳走になりました! ふわふわしてほんのり甘くて、とってもおいしかった!

2005年11月9日(水) 合唱入門講座
  
今日は私の生活にちょっとした変化がありました。実を言うとね、ウィーンの合唱団に入ることにしたの! 戦争直後の1946年に創設された歴史ある合唱団です。でもどうして入団申し込みの勇気が出せたかと言うと、入団試験がないからなの。週1回、3ヶ月間の、合唱入門講座(正しい呼吸、声の出し方、譜の読み方、指揮者のサインの理解etc.)を受けて、修了すると、団員として迎えてもらえることになっています。

  今日はその講座の第1回目。参加者は7人でした。まず一人ずつ自己紹介してから、先生から合唱団の活動や、レパートリー(宗教曲も含むクラシック曲全般、でもゴスペルやジャズっぽいのも歌う時もあるんですって。でも中心はみんなの大好きなシュトラウスやレハールなどのウィーンの歌だそう。)のお話を聞き、それから少し歌う時の姿勢と声の出し方を練習しました。

  その後、1時間ほど合唱団の練習を聞かせてもらいました。最初の体操は一緒にしました。今日はクリスマスの歌を2曲練習していました。先生のちょっとした言葉で、どんどんよくなっていくのが、とてもよくわかったし、それにとてもきれいで聞いているだけでもすごく楽しいひと時でした。指導の先生は国立音大とコンサバトリウムで教えていらっしゃる方ですが、とっても気さくで、楽しくかつ的確に指導して下さるし、それにもう歌が大好きで、という気持ちが私たちにもガンガン伝わって来るので、ますます歌うのが楽しくなりそう。いっぺんに気に入っちゃった! 来週が楽しみ!

  で、2年前、肩の筋肉の一本に穴が開いちゃった怪我も、半年くらいリハビリに通い、自分でも体操したりして、考えてみれば、もうとっくのとうに何の支障もなくなっていることだし、長いこと弾いていなかったピアノ、また弾きたくなって来ちゃった。

2005年11月6日(日)
      
ついにイラク族長の娘の半生記『サフィア』の校正ゲラが届き、先週から校正に精を出しています。共訳なので、用語統一で抜け落ちてしまったところがないか等、お互いに相手の分を読んで、全体を一緒にチェックする作業も入るため、来週の金曜日(あと12日間)までには、全てを終えて返送できるようにしようと計画しています。

  刊行予定が延びて
、2006年、新年の初荷となりました。初荷は縁起がいいんですって。本当になるといいな。                       

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